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「人生」の選択肢を
増やしてくれた場所。
浪尾 英美
Emi Namio
財務部 財務グループ 2006年入社/商学部卒
My Career
My Career
2006年
入社1年目はマンション営業・岡山担当
2014年
マンション営業・広島担当のときに結婚
2016年
第一子を授かり、産休・育休へ
2017年
復帰して、マンション営業・高松担当
2020年
第二子を授かり、産休・育休へ
2021年
内勤を希望して、財務グループに所属
01
仕事について
父親が不動産関連の仕事をしていたこともあって、小さい頃からマンションの間取りなどを見るのが好きでした。そんな環境もありあなぶき興産に入社しました。ですが、そもそも私自身、初めての人と話すのが苦手という営業向きの性格ではなかったので、1年目のマンション営業は不安でいっぱいでした。
ただ、配属になったチームの約半数が女性で、分からないことがあっても質問しやすい雰囲気だったのは安心材料のひとつでした。仕事が楽しくなってきたのは1年目の秋ぐらい。一人でお客様をご案内して、契約までできるようになって初めて仕事の面白さを体感できたように思います。
それから10年以上、マンション営業という仕事を続けることになるのですが、営業向きではない私が続けてこられたのは、営業というより「提案」に近い仕事だったから。
お客様がマンションギャラリーを訪れるのは今の生活に不満があるからで、「こうしたら今の生活の不満がなくなる、今より快適な生活が送れる」ということをどう提案していくか。そういった面でも女性らしい視点を活かせることができたかなと思います。
02
働きやすさのサポート
入社9年目に結婚をしたのですが、それまではなんとなく「私は結婚をしたら仕事を辞めるだろうな」と思っていました。ただ、実際に結婚・出産を経て活躍する女性メンバーがいる中で、考え方が次第に変わり、結婚後もそのまま営業の仕事を続けることにしました。
そして子どもを授かって産休・育休の制度を利用させてもらったのですが、正直自分が営業として復帰できるのか不安に襲われて、子どもの保育園の申し込みの締め切りギリギリまで悩んでいました。そんなとき夫からの「そこまで悩むのは続けたい気持ちがあるからじゃない」という言葉にハッとさせられました。
復帰してからは「時短勤務」の制度があったおかげで、保育園のお迎えなども無理なく対応できましたね。それに周りのメンバーのサポートが本当にありがたかったです。お客様対応でどうしても抜けられないときでも、チームのメンバーが保育園に子どもを迎えに行ってくれたり、モデルルームで子どもを見てくれたり…すごく助かりました。
03
女性にとってのキャリアとは
復帰して初めて契約したお客様は、夫婦共働きで男の子のお子様が一人という私と同じ境遇のファミリーでした。自分も子育て中だったので奥様とはマンションの話というよりは子育ての悩みだったり、セールスではないトークをすることで意気投合できました。家にいる時間が一番長いのは奥様なので、その気持ちが分かるのも結婚・出産の経験があったからこそかなと思います。
入社15年目に第二子を授かってからは、「営業を支える仕事がやりたい」と内勤に希望を出して、財務グループの所属になりました。これまで現場の最前線で働いていたので、デスクワークに慣れませんが(笑)、家庭の状況に合わせて最適なキャリアを考えてくれるのは、当社の大きな魅力ですね。
もし子どもが産まれたことで仕事を辞めていたとしたら、私の人生は「○○くんのお母さん」で終わっていたかもしれません。これまでのキャリアが無くなって、心に穴がぽつんと開いたような感じだったと思います。でも女性のキャリアも子どもとの時間も大切にしてくれる環境のおかげで、自分に家族の中でのポジションだけでなく、社会的な立場があるというのは、私にとってすごく大きいことだなと感じます。